エアコンが壊れると車が動かなくなる??

おバカな設計。

┏┓序章
┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━ ・ 
ヒューズホルダー見たら溶けてました。危なっ。
溶けてたのは中古で買ったときからすでに溶けていて、バイパスされて付けられていたヒューズホルダー。
「ファン左」25Aである。

純正のファン左。死亡済み。

バイパスされたヒューズホルダー。溶けてます。

溶けてますよ。

溶けてハの字にまでなっているのにヒューズは切れてない。
磨いたけど、ホルダーごと替えた方がいいだろう…

右ファンも片側錆びてました…

しかしなぜ切れずに溶けているのか。
良く見てみるとバイパスされたヒューズホルダーのケーブルが細い…
調べるとどうもフジックスのMAX20Aのものっぽい。
オイオイ、そりゃダメだろ!
でもそれじゃあ純正のも溶けているのはナゼ??謎。

┏┓不可解 おバカ
┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━ ・ 
自分の溶けると言うのは特殊な例かもしれませんが、
この「ファン左」のヒューズ、エアコンのコンプレッサにも繋がっていて、
コンプレッサが逝かれてショートするとヒューズが切れ、
ラジエーターファン左まで止まってしまうという問題のヒューズなのです。
またこのとき25Aの「ファン左」ではなく10Aの「エアコン」が切れてしまうこともあるようです。
これが切れるとファンは両方とも止まり、そのまま走り続ければオーバーヒートとなり、
白煙を上げて車は止まります。
ラジエーターが割れたと言う方もいらっしゃいました。

エアコンのコンプレッサーが壊れると車が動かなくなると言う訳のわからない回路となっております。
設計責任者出て来い!!
エアコンが効かなくなったときは、まずは車を止めたほうが良さそうですね。
もしくは以下の作業を行うと良いかも。(※無保証)

一番左上が「ファン左」25A。一番右下が「エアコン」10A

┏┓エアコンコンプレッサーにヒューズ追加
┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━ ・ 
ここからは実際にK松さんが施工されたのを教わって、自分がしたものをご紹介いたします。
この改造(改良?)はエアコンのマグネットクラッチがショートした場合、追加したヒューズが切れて10Aの
エアコンヒューズが生き残り、ファンが止まらない事をK松さんが実験したもので、
保証とかは一切ありませんので、その点ご理解ください。
っていうかうちのサイトに書いてあるものに、保証など一つも無いです(^_^;)
すべて自己責任でお願いします。

まずは追加する5AのヒューズとMAX15Aのヒューズホルダー。
自分は25Aのが溶けたのでMAX30Aのヒューズホルダーも買いました。
あと純正と同径の1.25sqのケーブルも買いました。
買うとき子供が青がイイと言ったので青色です(笑)

まずはワタシだけ??問題のヒューズホルダーを除去。

バッテリーとヒューズボックスを外し、根元をムキムキするとアースケーブル?が剥き出しになって
分岐されてました。いいのかこんなんで…

MAX30Aのホルダーをはんだでくっつけビニールテープで巻いて完了。

外したバッテリー→DC/ACインバーター→はんだ

ここからが本題。
エアコンのコンプレッサーのマグネットクラッチがショートしたときに、
回路を切断するためのヒューズを追加します。

入れるのはこの部分。
1極のコネクタの方のケーブルに割り込ませます。
マグネットクラッチのある前側にケーブルが続いていますね。
防水のこと考えて自分はヒューズボックスの中に入れることにしました。

ケーブルを辿って行くと、ヒューズボックス横に丁度来ていますので、
ここからケーブルを延長して割り込ませることにしました。
剥くと黒のケーブルが3本出てきます。
太いのが1本と、細いのが2本。細いのは2極のコネクタのやつですね。

こんなかんじでヒューズボックスの中に無理矢理収めちゃいます。
これで一安心かな。