メーターパネルの分解

自作メータースケールの製作が最終目標。

 

┏┓なんで。
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うちに中古のメーターがあるので分解してみます。
で、なんで分解するのか?
別に走行距離を改ざんしたいわけではありません。
憧れの260kmメーターをつけたいとか、
ホワイトメーターにしてみたいとか、
デザインを変えてみたいとか、
イルミをグリーンから他の色に変えたいとか、
いろいろあるんじゃないですか?

(260kmメータにしたいときはメーター裏のユニットの改造が必要です。
ユニット付きのをお持ちなら問題ないですが、そうじゃない場合は、
日本計器サービスさんやオリエンタル計器さんなどに改造の依頼が必要になります)

※この改造はメーター改ざんと思われても仕方ないので、
中古で売るときなどに正規の査定が出ない場合がありますよ。

┏┓分解
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上側のビス3本、裏側のビス4本を外します。
全部金色のビスです。
あとはプラスチック同士ではまっているだけなので、ポコポコ抜きます。
するとこんなかんじです。
メーターにはデンソーと書かれています。デンソー製だったのか。


裏側の銀色のビスを外します。
タコ側3本、スピード側4本。
このビスは電気信号も流してるようです。
取ると裏はこんなかんじです。


メーター裏側。
埃で汚れて要るように見えますが違います。
これは印刷なんです。
グリーンのプラスチックに白を塗り、それからハーフトーンの
黒い水玉でグラーデーションに塗られています。
手前に伸びている透明プラスチック部に電球の光が当たり、
スケール全体に光を運ぶわけですが、
光に近い部分は当然明るく、遠い部分は暗くなるので、
それを平均化させるために、
光に近い部分は黒く塗られているわけです。
これは大変なご苦労だ。


メータースケールの針の両側にあるビスを2本抜きます。
透明のプラスチックを持ち、裏側のユニットを引っ張ると、針が抜けます。
写真の通り、針の裏側は白く塗られています。
透明な針に赤を塗り、その後白を塗っただけのようです。
針の色を変えたいなら、模型用のシンナーうすめ液でふき取り、
塗りなおすと出来そうです。
緑の枠はトリップ&オドメーターに緑の光を送るためのものです。


メータースケールにはゼロの位置に針を乗せるピンがついています。
裏側からカッターなどで丁寧にこじり壊します。
するとピンが抜けます。
もちろん自作メーターを作らない人はこんなことしなくて良いです。
元に戻すにはボンドなどで裏から固定するしかないでしょう。

水温計とヒューエル計も分解です。
前述と同じ要領でやればOKです。
戻す際にはユニットの方向を間違えないように〜。
両方とも左側にコンデンサ?がぶら下がっています。
裏のねじ穴見れば、削れていない穴がひとつあるのですぐわかりますが。


ついでにその上の警告パネルもとってみます。
センターデフロックなんて書いてあったんですね。
デフロックのヒューズを入れたこと無いので知りませんでした。
VEなのに4WSもしっかり入っています。電球もムダに入ってました。


トレス台に置いてみると光のムラが分かりますね。
このムラが平均して光らせているわけです。


戻す際は針の位置をヘボらないように。

┏┓スキャン
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自作メーター作成用にメータースケールをスキャンしました。
欲しい方はどうぞ〜。
軽くするために12色程度のGIF形式にしてあります。
600dpiでスキャンしてありますので、いいように加工してくださいませ。
meter_scan.zip (4.48MB)